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【佐藤優の地球を斬る】日本の名誉と尊厳が問われている (1/4ページ)

2014.12.1 15:55

初公判を終え、ソウル中央地裁を後にする際、加藤達也前ソウル支局長を乗せた車が抗議デモ団に囲まれ、通行を妨害する行為が行われた=2014年11月27日(大西正純撮影)

初公判を終え、ソウル中央地裁を後にする際、加藤達也前ソウル支局長を乗せた車が抗議デモ団に囲まれ、通行を妨害する行為が行われた=2014年11月27日(大西正純撮影)【拡大】

  • 産経新聞ソウル支局内で仕事をする加藤達也前ソウル支局長=2014年10月5日、韓国・首都ソウル(桐山弘太撮影)
  • ソウル中央地方検察庁=2014年10月5日、韓国・首都ソウル(桐山弘太撮影)
  • 【韓国旅客船沈没】韓国旅客船「セウォル号」の航路=2014年4月16日午前9時ごろ、韓国の旅客船「セウォル」号(乗客乗員計475人に訂正、6825トン)が珍島付近を航行中に遭難信号を発信した。※聯合ニュースによる
  • 作家、元外務省主任分析官、佐藤優(まさる)氏(共同)

 韓国のソウルで27日、朴槿恵(パク・クネ)大統領に関するコラムをめぐり、名誉毀損(きそん)で在宅起訴された産経新聞の加藤達也前ソウル支局長に対する事実上の初公判が行われた。

 <検察側が示した証拠や起訴状の要旨では、加藤達也前支局長がなぜ、朴槿恵大統領の名誉を毀損するに至ったのか、その動機について一切、言及されていない。

 刑事裁判で被告を罪に問う場合、検察側は通常、捜査で得た証拠から動機を提示し、犯意の形成過程やどれほどの意思を持って犯行に臨んだかを立証する。

 たとえば殺人事件であれば被告と被害者のつきあいや、金銭、愛情などの利害関係、被告が被害者に対して抱いた憎悪の形成過程や強さを捜査したうえで殺害に至った動機を解明、有罪とすべき根拠とする。

 しかし初公判でも検察側は、加藤前支局長が朴大統領の名誉を傷つけようとした目的や、名誉を毀損したとされる行為の契機、犯意の強さに関してまったく提示しなかった。

常軌を逸した行動を取る韓国市民も

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