ストラスブール大聖堂の近くで1570年から開催されている子供のクリスマスマーケット。歴史あるクリスマスマーケットとして知られ、毎年12月31日まで開かれる=2014年11月29日、フランス・ストラスブール(ロイター)【拡大】
≪輝く露店が誘う幻想世界≫
冬のドイツの楽しみといえばクリスマスマーケットだ。大都市から小さな町まで2000以上ものクリスマスマーケットが立つという。中でも、世界一有名で格式が高いとされるのがニュルンベルクのマーケット。毎年200万人が訪れる。
「クリストキント」(幼子キリスト)と呼ばれる天使に扮(ふん)した若い女性によって毎年オープニングセレモニーが執り行われる。クリストキントは、クリスマスマーケットのシンボル的な存在だ。
城壁に囲まれ、まるで中世の都市に迷い込んだような雰囲気のニュルンベルクのクリスマスマーケットのメーン会場となるのは、町の中央にある広場ハウプトマルクト。特産の焼きソーセージや有名なクリスマスのクッキー「レープクーヘン」などの名産品を味わうことができる。
フランクフルトのクリスマスマーケットは1393年、ドイツ国内で最初に開かれた歴史あるマーケット。当時は今日のようなものではなく、厳しい冬の到来を前に日用品を買いそろえる最後の市だったらしい。今日の形になったのは19世紀になってからという。