松尾 川内村に有機農法をしている農家があってね。そこで種付けしたコメを送ってもらって、うちの近所のすし屋ですし飯にして、大宮市場でネタを買って。去年11月の終わりごろ、仮設住宅に行ってすしを無料で炊き出ししたりね。避難している人は、川内村のコメを食べれてうれしいし。うちの地元の若いメンバーも、それによって支援の輪に加われる。今度、川内村で商業施設ができるんですが、食堂もいるだろうと。じゃあ、うちの地元の店が定食屋だそうかという話もしてる。行くことによって、顔の見える関係が、つながりができてる。首都圏で何かあっても、「コメがない」と言ったら川内村から送ってくれますよ。
天童 同時被災のリスクがない地域がつながるというのは、人々の生存とか救援のためにはもちろん、「いざというときには助けてくれる場所がある」という安心感や精神的なゆとりの面でも、これからの日本にすごく必要ですよね。