ダンス関連の企画演出などを行う株式会社「アノマリー」代表取締役兼ダンサー、カリスマカンタローさん=2013年2月27日(本人提供)【拡大】
互いに「求められる」ものを意識
僕はこの会社を立ち上げたとき、20年構想でダンス界を見るようにしました。最初の10年で5合目、次の10年で皆が望むようなものにできたらいいと思っていました。そんな中、この10年を振り返ってみると、企業や一般の方を含め文化としてダンスを見てくれる方は飛躍的に増えたと思っています。少なくともその一翼を担えたのかなという自負もあります。さまざまな方のご協力の下、世間への認知という点においては5合目まで来ていると認識しても十分でしょう。
ですが、これがビジネスという側面で考えると、やっと3合目というのが現状です。一つはダンス界が思ったよりもクローズド・マーケットであるということです。日常のレッスンと発表会という流れを、小さいコミュニティーの中で全て完結させてしまうこともできるので、なかなかそのような人たちが外に出てこないというのが現状です。