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第2回パールデザインコンテスト(上) 若い才能で真珠の輝き再び (2/3ページ)

2014.12.16 18:30

第2回パールデザインコンテストでグランプリに輝いた高瀬真弥さんの作品=2014(平成26)年11月8日、東京都中央区日本橋(桜美林大学_有志学生記者、中島菜緒撮影)

第2回パールデザインコンテストでグランプリに輝いた高瀬真弥さんの作品=2014(平成26)年11月8日、東京都中央区日本橋(桜美林大学_有志学生記者、中島菜緒撮影)【拡大】

  • 最終審査の審査員を務めたファッションデザイナーのドン小西さん(中央)=2014(平成26)年11月8日、東京都中央区日本橋(桜美林大学_有志学生記者、中島菜緒撮影)
  • グランプリに輝いた高瀬真弥さん(左)=2014(平成26)年11月8日、東京都中央区日本橋(桜美林大学_有志学生記者、中島菜緒撮影)

 「ジュエリー」の枠撤廃

 コンテストは、従来の真珠に対する「冠婚葬祭」用というイメージを打ちこわし、若い感性で新たな提案をしてもらおうという試みだ。新しい提案は、既成概念にとらわれない発想から生まれるという考えから、募集対象を学生に絞ると同時に、ジュエリーという枠組みも外し幅広い用途で作品を募ることにした。

 森永さんは「養殖真珠は日本人によって発明された宝石です。それ以来、『真珠=日本』と言われるくらい、海外では日本の真珠は憧れの的でした。真珠は外貨を稼ぐ貴重な輸出品として、戦前から国策に組み込まれ、戦後の高度成長期には花形産業の一つでした」と、その歴史を解説する。「産業として成長している時は真珠法があり、品質や価格形成に国がある程度関与し市場が混乱しないように調整をしていました。しかし、1990年以降、政府の打ち出した規制緩和によって、その体制が崩れ、時を同じくして母貝であるアコヤ貝の大量斃死(へいし)が起き、真珠産業は大打撃を受けたのです」と教えてくれた。

 コンテストは、真珠のかつての輝きを取り戻そうという試みでもある。このため、森永さんは、作品募集のため大学や専門学校を訪問した際、真珠に関する講義を行うことも併せて依頼しているという。「2回目となる今回は、講義をさせてくれる学校も増え、講義を開いた学校からは、必ずと言っていいほどの確率で学生が応募をしてくれました。中国の東北師範大学もその一つです」と、手応えを感じている。

5部門に813作品応募

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