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【中野友加里のスケーターたちの素顔】「有言実行」が羽生選手の強さ (2/4ページ)

2014.12.22 12:10

  • フィギュアスケートのジャンプ=2014年2月17日現在
  • スペイン・カタルーニャ自治州バルセロナ
  • 中国・上海市
  • ロシア・ソチ、及び北カフカス地域
  • 元フィギュアスケート選手で、フジテレビ職員の中野友加里(ゆかり)さん=2010年9月18日(本人提供)

 しかし、ファイナルでの羽生選手は、ほかの選手たちと比べて完成度の高さで群を抜いていました。滑りとつなぎのフットワーク、ジャンプの一つ一つの質において、まさに無敵でした。軽々と決めていくジャンプは教科書のお手本そのものでした。

 不安視されたスタミナ面でも、最後まで力強く滑っていました。本人も「自分らしいスケートができてよかった」とコメントしていたように、転倒こそありましたが、自分の思い描く本来の演技だったのでしょう。

 最高点以上のジャンプ

 一般的に、スケーターは五輪を最終目標に置き、そこで燃え尽きてしまう選手が多いです。一方で、羽生選手は弱冠19歳で五輪の金メダリストへと駆け上がりました。まだまだ「先」がある年齢で頂点を極めました。

 五輪翌シーズンも休養することなく滑り続ける彼の心境としては、「自分はまだまだこれからだ。もっと進化したいんだ」というものではないでしょうか。そして、有言実行の姿勢こそが、彼の本当の強さでもあります。

本郷選手の頑張りに拍手

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