【垣花正のハッピー日記】ニッポン放送ラジオパーソナリティー、垣花正(かきはな・ただし)さん(ニッポン放送提供)【拡大】
東京駅が開業100周年をむかえました。100年と一口に言っても、「100年を体感する」ってなかなか難しいですよね。それが可能なのが東京ステーションギャラリーで開催中の「東京駅100年の記憶」展なんです! 素晴らしい展示に感動しました。
そもそも赤れんがの東京駅が100年前の姿。ご存じのようにあの駅舎は、東京タワーを横にしたのと同じくらい南北に長く、その両端にドーム屋根があります。その北側のドームの真下が東京駅丸の内北口です。天井がクリーム色で白いレリーフ。行きかう人たちがその優美な内装を写真におさめています。ステーションギャラリーの入り口はその一角にあります。「東京駅100年の記憶」展では、模型や写真、当時のニュース映像や絵画などを駆使して100年の歩みを紹介。まして、ステーションギャラリーの壁は当時の赤れんがですから、まるで100年の歴史の中に自分がすっぽり包まれている不思議な感覚になります。
お薦めの素晴らしい展示その(1)「東京駅を中心とした丸の内地区の100年をたどる3つのジオラマ」! 1914年は何にもない原っぱ。64年は高度経済成長のただ中で、刈り取られた稲のように同じ高さのビルが立ち並び、そして現在の2014年の姿。激しい変化を俯瞰で味わえます。