「次のボンド役」候補と報じられた英俳優、イドリス・エルバさん。次回作「スペクター」を含む2本についてはダニエル・クレイグさんの続投が現時点で決まっている=2014年10月2日、英国・首都ロンドン(ロイター)【拡大】
異なる配役に意欲的
とはいえ、ボンド映画はこれまで、原作の設定とは異なる配役に意欲的に取り組んできた歴史がある。
ボンドの上司のMは原作では男性だが、映画では「ゴールデンアイ」(95年)から前作「スカイフォール」(2012年)まで英女優、ジュディ・デンチさん(80)を起用。「カジノ・ロワイヤル」(06年)でボンドの盟友、フェリックス・ライターを米黒人俳優に、「スカイフォール」でMの女性秘書、ミス・マネーペニーを英黒人女優に切り替え、長期シリーズに新風を吹き込んできた。
そもそもボンドは原作では黒髪で、英俳優、ダニエル・クレイグさん(46)の起用が決まったときにも「シリーズ初の金髪ボンド」と物議を醸した。起用発表の直後には欧米でアンチサイトができるなどファンの激しいバッシングにさらされたが、今では長期続投を望む声が絶えない。
エルバさんは、米映画情報サイトTCキャンドラーが28日に発表した「2014 世界で最もハンサムな顔100人」で6位にランクイン。ボンドといえばイケメンの代名詞でもあり、実際に起用されれば49位のクレイグさんより案外人気が出るかもしれない…。(SANKEI EXPRESS)