新年のあいさつを発表する中国の習近平国家主席。2015年も反腐敗運動を継続する考えを強調したが、反腐敗運動は自らの派閥形勢と表裏一体をなしている=2014年12月31日、中国・首都北京市(新華社=共同)【拡大】
これまでの党内の三大派閥のうち上海閥は江沢民元国家主席(88)が中心、共青団派は胡錦濤前国家主席(72)の側近たちで固めていた。しかし元高級幹部子弟で構成する太子党は、習主席を中心とするグループではない。習主席より先輩格の政治家も多く、考え方も保守派から改革派まで幅広い。一連の人事による“習近平親衛隊”の形成は、今後の権力闘争に影響を与えそうだ。(北京 矢板明夫/SANKEI EXPRESS)
≪中国軍艦、首脳会談直後に尖閣沖航行≫
中国海軍の軍艦2隻が昨年12月中旬、尖閣諸島(沖縄県石垣市)の北方約70キロの海域で航行していたことが5日、分かった。中谷元(なかたに・げん)防衛相(57)は5日、防衛省職員・自衛隊員向けの年頭の辞で「中国は昨年12月にも、海軍艦艇をわが国周辺海域で航行させており、海軍艦艇の太平洋への進出を常態化させている」と述べた。