タブーに果敢に挑もうとするそうした姿勢に、言論の自由を体現する存在とみて称賛の声があった一方、不必要に敵意をあおっているとの批判も出ていた。シャルボニエ氏の古くからの友人は仏メディアに「非礼であるということにおいて、彼には限界がなかった。何も恐れるものがなく、時としてブレーキが必要なほどだった」と振り返った。
暗殺リスト掲載
こうした中、シャルボニエ氏は11年11月からフランス警察の保護対象者となり、常にボディーガードが付くようになった。13年3月からは、国際テロ組織アルカーイダの「暗殺標的リスト」にも載った。仏紙ルモンドのインタビューでは「いつ死ぬかもしれないので、私は妻も子も持たない。気取った言い方だが、『膝を屈して生きるより、立ったまま死にたい』」と語っていた。
7日にツイッターで出回ったシャルボニエ氏の最近の風刺画には、過激派メンバーとみられる男の絵の上に、大きな字で「フランスでは相も変わらずテロが起きていない」と書かれてあった。(SANKEI EXPRESS)