米映画会社ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)に対するサイバー攻撃について、米連邦捜査局(FBI)のジェームズ・コミー長官(54)は7日、サイバー攻撃者の“不注意”のせいで、北朝鮮政府専用のIPアドレス(ネット上の住所)から直接、攻撃が行われた証拠を見付けたため、北朝鮮の犯行と断定したことを明らかにした。米のサイバーセキュリティー専門家が北朝鮮犯行説に多くの疑問を呈したため、これを打ち消すのが狙いと見られるが、コミー長官は攻撃側が極めて初歩的なミスを犯したとしており、事実とすれば北朝鮮のサイバー攻撃部隊のまぬけぶりと実力の限界を露呈したことになる。
政府専用のアドレス
「すべての諜報機関がそう思っているように、私は今回のサイバー攻撃が北朝鮮によって行われたということに強い自信を持っている」
コミー長官は7日、ニューヨークのフォーダム大学で開かれたサイバーセキュリティーに関する国際会議でこう述べ、今回のサイバー攻撃の犯人は北朝鮮以外にないと強調した。