【垣花正のハッピー日記】「第３の」コーヒー味わった第３のアナウンサー (1/2ページ)

　トレンドウオッチャーのくどうみやこさんによると今年は「第３の」がキーワードだそうです。

　牛乳や豆乳に続く第３のミルク「ライスミルク」だとか、第３のコーヒームーブメントのことを巷では「サードウェーブコーヒー」と呼んでいるらしいんですね。なんともひきつけられるいいネーミングです。サードウェーブ。つまりファーストの波がアメリカンコーヒーの到来。セカンドの波は、エスプレッソを主流としたシアトルあたりからやってきたコーヒー。そしてサードウェーブとは、特定農園から仕入れ自家焙煎し、一杯ずつ丁寧に淹（い）れていくスタイルで地域密着型の店舗づくりが特徴。

　いったいどんなコーヒーか？　表参道のカフェへ行ってきました。一本奥へ入る閑静な住宅街に、目立った看板もなくたたずんでいます。築６０年の木造民家を改装したその店は、部屋の中にコーヒースタンドを組み込んだ形。なんとも不思議なカフェです。

　小さな庭先に縁側があり、なんと靴であがるんです。中には盆栽が飾られていて、カウンター内で伊勢谷友介風の男性がコーヒーを淹れています。３５０円のコーヒーの味は「ほのかな酸味があって甘みはまろやか。酸味と甘みの絶妙なバランスが抜群」。

ニッポン放送アナウンサー　垣花正略歴