「グーグルグラス」をかけるグーグルの共同創業者、セルゲイ・ブリン氏。かつてこの眼鏡で「世界を変える」と語っていたが…=2013年2月20日、米カリフォルニア州サンフランシスコ(AP)【拡大】
プライバシー懸念も逆風
さらに米英では盗撮やプライバシー侵害への懸念から着用を禁止する映画館やレストランなどが続出。米国では自動車の運転中に着用していた女性が交通違反で反則切符を切られ、その後取り消しになったが、安全性が問題視された。さらに昨年10月には、毎日長時間使い続けた米国の男性が「ネット依存症」と診断され、心身への悪影響もクローズアップされた。
米調査会社フォレスター・リサーチが最近実施した調査でも、消費者の5割がプライバシーを侵害する機器だと認識していることが分かった。
ウエアラブル端末の先駆的存在で、IT各社による開発競争にも火を付けた“夢の眼鏡”だが、マイナスイメージの浸透で消費者から見放され、その未来は見通せない状況だ。
米ネットオークションのeBay(イーベイ)では現在、定価の半値で出品されている…。(SANKEI EXPRESS)