1月28日付のヨルダン各紙は、中尉の殺害予告を1面トップなどで大きく報道。各地で解放を求める集会が開かれた。
新たな画像のメッセージは、死刑囚と後藤さんとの1対1の交換を要求しており、ヨルダンのメディア担当相が提案した中尉との交換にイスラム国が応じるかは不明だ。メディア担当相は後藤さんには言及しなかった。
ヨルダン国内では、女死刑囚はあくまで中尉との交換に使うべきだとの声が強く、こうした世論に配慮した可能性がある。
ただ、新たな画像は女死刑囚を釈放しなければ中尉を先に殺害すると警告する一方で、仮に釈放しても、中尉を解放するとは言っていない。画像のメッセージは「ボールは今、ヨルダン側にある」と突き付けた。ヨルダン政府としては、目前に迫った中尉の危機をひとまず回避するには、卑劣なテロリストの要求に従わざるを得ない状況だ。(SANKEI EXPRESS)