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情報発信阻止 SNSでも攻防…「イスラム国」ツイッターアカウント凍結 (1/3ページ)

2015.2.1 00:00

2014年7月、メッセージビデオに初めて登場した「イスラム国」を率いるアブバクル・バグダーディ容疑者。イスラム国は執拗なサイバー戦略で、その主張を世界中に流布させようとしている=イラク北部(AP)

2014年7月、メッセージビデオに初めて登場した「イスラム国」を率いるアブバクル・バグダーディ容疑者。イスラム国は執拗なサイバー戦略で、その主張を世界中に流布させようとしている=イラク北部(AP)【拡大】

  • 「イスラム国」支持者のものとみられるツイッターのアカウント画面(画像の一部をモザイク加工しています)
  • 人質をめぐる「イスラム国」との関係=2015年1月26日現在。※後藤健二さんの顔写真は、インターネットに公開された画像から
  • イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の活動地域=2015年1月30日現在

 イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」との戦いは、実際の戦場だけでなく、オンライン上でも激化している。イスラム国による短文投稿サイトのツイッターなどを活用したサイバー戦略にくさびを打ち込もうと、運営管理側がイスラム国との関連が疑われるアカウントの差し止めに本腰を入れ始めたのだ。ツイッターではこの数カ月で関連のアカウント約1万8000件が凍結されたという。ただ、いたちごっこの様相を呈しており、専門家は効果を認めつつも、「草刈りのように、やめればまた生えてくる」と述べ、継続的な監視が必要だと指摘している。

 数カ月で1万8000件

 後藤健二さん(47)と湯川遥菜(はるな)さん(42)の殺害を予告した1月20日のビデオ声明は動画投稿サイト「ユーチューブ」から削除された後も、イスラム国のサイトには残り、支持者はツイッターで声明のリンクを拡散させ続けた。支持者のツイッターは映像や声明を素早く広範囲に伝える重要な役割を果たしており、イスラム国のメッセージをいや応なく国際社会に突き付けて組織の存在感を高める仕組みだ。

凍結したのは氷山の一角かもしれない

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