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【世界ノルディック】歓喜、驚愕、失望… ジャンプの醍醐味 (1/4ページ)

2015.2.25 13:05

ジャンプ混合団体で銅メダルを獲得した日本の(上から)高梨沙羅、葛西紀明、伊藤有希(ゆうき)、竹内択(たく)=2015年2月22日、スウェーデン・ファルン(共同)

ジャンプ混合団体で銅メダルを獲得した日本の(上から)高梨沙羅、葛西紀明、伊藤有希(ゆうき)、竹内択(たく)=2015年2月22日、スウェーデン・ファルン(共同)【拡大】

  • 銅メダルを獲得した日の丸飛行隊。左から高梨沙羅、葛西紀明、伊藤有希(ゆうき)、竹内択(たく)=2015年2月22日、スウェーデン・ファルン(ロイター)
  • ノーマルヒルでもらしさを見せられなかった葛西紀明。レジェンドの意地はラージヒルで=2015年2月21日、スウェーデン・ファルン(AP)
  • 表彰台に立つ伊藤有希(ゆうき)の姿を撮影する高梨沙羅(さら)=2015年2月20日、スウェーデン・ファルン(共同)
  • 個人で銀メダル獲得に、伊藤有希(ゆうき)は珍しく満面の笑顔を見せた=2015年2月20日、スウェーデン・ファルン(AP)
  • 安定してジャンプで日本のエースに躍り出た竹内択(たく)=2015年2月22日、スウェーデン・ファルン(AP)

 ノルディックスキーのジャンパーが飛ぶ姿は、いつ見ても美しい。技術的にはさまざまなチェックポイントがあるはずだが、素人目には難しい。

 見た目にも美しいジャンプは必ず飛距離を伴うが、飛びすぎたジャンプは、美しく降りることが困難となる。なんとも厄介な競技でもある。

 テレビの中継画面では高々と飛んでいるいるように見えるジャンプだが、実際には恐ろしいほどの高速で落ちている。助走路でスピードを蓄えての踏みきり角度も下向きだ。遠くへ飛んでみえるのは、風をスキーと体にはらんで落ちるのを遅らせているためだ。

 高々と飛翔してみえる錯覚はそのままに、見る人はジャンパーに夢を乗せて感動したり驚愕したり、あるいは歓喜したり失望したりする。それがこの競技の醍醐味でもある。

 スウェーデンのファルンで行われているノルディックスキーの世界選手権のジャンプ混合団体で、前回優勝の日本(高梨沙羅、葛西紀明、伊藤有希(ゆうき)、竹内択(たく))は銅メダルを獲得した。

優勝争いを制したドイツ

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