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忘却からよみがえった楽曲たち 「四季」とバロック音楽 月刊音楽情報誌「モーストリー・クラシック」4月号 (3/3ページ)

2015.2.25 16:30

「四季」で日本人をバロック音楽に誘ったイ・ムジチ合奏団。(C)Tommy_Della_Frana

「四季」で日本人をバロック音楽に誘ったイ・ムジチ合奏団。(C)Tommy_Della_Frana【拡大】

  • 月刊音楽情報誌「モーストリー・クラシック」4月号

 古楽奏者たちの存在

 バロック音楽は、一部の作曲家の作品を除き、長い間忘れられた存在だった。「バロック音楽という用語が用いられるようになったのは20世紀初期からである。バッハは忘却からよみがえった音楽家であるが、バロック音楽も同様である」と西原稔・桐朋学園大教授は指摘する。たとえば、ヴィヴァルディの没年の月日がやっと判明したのは38年だ。

 バロック音楽の“再発見”は、作曲当時の楽器を使い、演奏法を再現する古楽奏者たちの存在が大きい。さきがけとなった一人は、ニコラウス・アーノンクール。53年にウィーン・コンツェントゥス・ムジクスを結成し、現在まで第一線で活動を続けている。

 今日では、ヨーロッパにおいて、バロック・オペラは普通に上演されるようになった。また鈴木雅明が音楽監督を務めるバッハ・コレギウム・ジャパンのようにヨーロッパで高く評価される日本の演奏家も出現している。(月刊音楽情報誌「モーストリー・クラシック」編集長 江原和雄/SANKEI EXPRESS

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