そう、蝋梅(ロウバイ)の香りです!
私はしばらく写真を撮って楽しんでいましたが、ロウバイのロウは『老』という字なんだよ!と得意げに話される声が聞こえてきました。すかさず、「蝋のような花びらだから蝋梅じゃなかったっけ?」。奥さまのひと声で皆さんうなずいていました。
そんなやり取りを横目に、ひたすら写真を撮り続ける私も、すっかり梅の花に愛着がわいてしまい、花言葉を調べてみました。
いくつかあるのですが、とてもぴったりだと思ったのが「澄んだ心」です。寒さの中で背筋を伸ばし、春を待つ姿は、凛とした雰囲気を漂わせています。人間でも、澄んだ心を持たないと、凛とした印象は生まれないのではないでしょうか?
憧れの篠田桃紅さん
凛とした女性というのは、私の憧れでもあります。そして思い浮かぶのは、女性芸術家の篠田桃紅(しのだ・とうこう、1913年~)さんです。桃紅さんは、幼少の頃に書に触れてその道をきわめ、墨による抽象画にたどりつきました。お若い時には、ニューヨークに滞在され、海外で高い評価を受けました。