パリで盗まれたピカソの絵　米で発見

　２００１年に仏パリの倉庫から姿を消したスペインの芸術家、パブロ・ピカソ（１８８１～１９７３年）の油絵「Ｌａ　Ｃｏｉｆｆｅｕｓｅ（美容師）」（１９１１年）が昨年１２月に、米ニューヨークの税関当局に押収されていたことが分かった。２６日、米メディアが伝えた。

　この絵画は、パリの国立近代美術館が所蔵していた作品で、価値は数百万ドル（数億円）という。ベルギーから米国に３０ユーロ（約４０００円）の「手工芸品」として密輸されるところだった。（ＳＡＮＫＥＩ　ＥＸＰＲＥＳＳ）