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【男子テニス】錦織、四大大会制覇へ追い風 世界4位浮上 準決勝まで強豪と当たらず (1/3ページ)

2015.3.3 06:10

テニスのメキシコ・オープン男子シングルス準決勝でケビン・アンダーソンを下し、ガッツポーズで喜ぶ錦織圭(にしこり・けい)。決勝進出で大会後の世界ランク4位以上が確定した=2015年2月27日、米ゲレーロ州アカプルコ(共同)

テニスのメキシコ・オープン男子シングルス準決勝でケビン・アンダーソンを下し、ガッツポーズで喜ぶ錦織圭(にしこり・けい)。決勝進出で大会後の世界ランク4位以上が確定した=2015年2月27日、米ゲレーロ州アカプルコ(共同)【拡大】

 男子テニスの3月2日付世界ランキングが発表され、25歳の錦織圭(にしこり・けい、日清食品)が5位から自己最高の4位に浮上した。1年間の成績をコンピューターで換算する現行制度になった1970年代中盤以降で、女子のクルム伊達公子(エステティックTBC)が95年に記録した日本勢最高位に並んだ。ランキングは大会のシード順に反映され、4位になると準決勝までは格上と対戦しない組み合わせになる。

 「結果出せるように」

 1位はノバク・ジョコビッチ(セルビア)、2位はロジャー・フェデラー(スイス)で変動はなかった。ラファエル・ナダル(スペイン)が4位から3位に上がり、アンディ・マリー(英国)が3位から5位に落ちた。錦織は昨年の5月に初のトップ10入り。11月には5位に上がっていた。

 世界トップ4の座は、今後の四大大会やツアーで最も格が高いマスターズ大会での第4シード以上に直結する。準決勝まで上位3人と当たらない組み合わせになり、錦織が主要大会での初優勝に近づく上でも追い風になる。

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