「ユーロビジョン・ソング・コンテスト」のフィンランド代表に選ばれたパンクバンド「ペルティ・クリカン・ニミペイベット」のメンバー。右からリーダー兼ギター奏者のペルティ・クリカさん、ベース奏者のサミー・ヘレさん、ボーカル担当のカリー・アルトさん、ドラム担当のトニー・バルトロさん=2015年2月28日、フィンランド・首都ヘルシンキ(AP)【拡大】
「同情票は入れないでくれ」
「われわれは何があってもパンクのスタイルを固持し、さまざまな方法で社会に反逆している。でも政治的なバンドではない」。決勝大会を前に、ベース担当のサミー・ヘレさんは英紙ガーディアンに、バンドのスタイルをこう説明。「多くの人たちがライブに来てくれ、ファンになってくれるので、最近は少し態度を軟化させているよ。でも俺たちはみんなと大差ない知的障害を持つ普通の男だ。同情票は入れないでくれ」と語っていた。本番でも音楽の実力で勝負するという。
ユーロビジョンは、欧州放送連合(EBU)加盟放送局によって開催される歴史ある音楽コンテスト。各国代表の歌手やバンドが生放送で楽曲を披露し視聴者は数億人に上るとされる。これまで1974年に優勝したアバに代表される大衆的なポップミュージックが中心だった。
しかし、2006年には奇抜なコスチュームで人気のハードロックバンド「ローディ」がフィランド代表として初優勝。昨年はオーストリア代表のヒゲ面のドラッグ・クイーン(女装する男性の同性愛者)、コンチータ・ウルストさんが勝ち、その後、大ブレークし話題になった。
英ブックメーカー(賭け屋)は、早くもPKNを本戦での有力な優勝候補に挙げている。(SANKEI EXPRESS)