イタリア・フィレンツェのアカデミア美術館にあるミケランジェロ作「ダビデ像」=2015年1月23日(ロイター)【拡大】
ローマ法王庁(バチカン)が所蔵していたイタリアの芸術家、ミケランジェロ(1475~1564年)の手紙を盗んだというバチカンの元職員が、バチカンに対し10万ユーロ(約1300万円)の“身代金”を要求していたことが分かった。8日、英BBCが伝えた。
この手紙は1997年にバチカンから姿を消したとされるが、バチカンは今回の事件まで、盗難の事実を公表しなかった。バチカンは要求を拒否したという。(SANKEI EXPRESS)