日本代表メンバーを発表するバヒド・ハリルホジッチ監督=2015年3月19日、東京都文京区(桐山弘太撮影)【拡大】
90分走り切る運動量
メンバー発表で壇上から前に出たハリルホジッチ監督は、スクリーンを使って、一人一人の名前を読み上げ、時折説明まで加えた。31人は異例の多さだ。昨年のブラジルW杯、1月のアジア・カップメンバーを中心としながら、攻撃陣には快足の永井、縦への突破が魅力の宇佐美を抜擢(ばってき)した。
特に永井について「代表に少し足りない、(相手DFの)背後へのスピードをもたらせる」と期待を示し、速さを生かすという、目指すスタイルの一端を垣間見せた。J2から唯一選んだ山口(C大阪)らの選出からは、90分間走り切る運動量を求める考えが読み取れる。
遠藤・大久保「必要なら」
3年後を見据えた世代交代にも着手。「私はロシアW杯の準備のためにきている」とし、30代は3人にとどめた。ただ、ベテランを排除するつもりはない。国際Aマッチ最多出場記録を持つ35歳の遠藤について、これまでの貢献に敬意を表し、「ものすごく大事な試合で、必要なら呼ぶことも考える」と含みも。32歳の大久保(川崎)についても「もしある試合で彼が必要ならもちろん呼ぶ」と語った。