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日本のエネルギーを考える(上) 消費地域と立地地域対話で「気づき」 (1/3ページ)

2015.4.2 16:30

フォーラム「日本のエネルギーを考える~核燃料サイクル施設の立地地域と電力の消費地域の対話~」に参加した学生ら=2015(平成27)年2月28日、東京都内(有志学生記者撮影)

フォーラム「日本のエネルギーを考える~核燃料サイクル施設の立地地域と電力の消費地域の対話~」に参加した学生ら=2015(平成27)年2月28日、東京都内(有志学生記者撮影)【拡大】

  • 経済産業省資源エネルギー庁の神宮勉さん=2015(平成27)年2月28日、東京都内(有志学生記者撮影)
  • 東京都市大学大学院教授、高木直行さん=2015(平成27)年2月28日、東京都内(有志学生記者撮影)

 【Campus新聞】

 少資源国日本にとって、エネルギーの安定供給を確保する上で重要な役割を果たすと期待されているのが、「核燃料サイクル」だ。原子力発電で発生した使用済み核燃料から再利用可能なウランとプルトニウムを取り出して新たな燃料に加工し、繰り返し利用するとともに、再利用するまで使用済み核燃料を中間貯蔵する事業だ。青森県六ケ所村とむつ市に関連施設が立地している。2015(平成27)年2月28日に都内で開かれたフォーラム「日本のエネルギーを考える~核燃料サイクル施設の立地地域と電力の消費地域の対話~」に電力消費地域と施設立地地域の学生たちが参加し、核燃料サイクルについての理解を深めた。

 □今週のリポーター 有志学生記者

 ≪安定供給と環境配慮を進めていく≫

 ■経済産業省資源エネルギー庁 神宮勉さん

 「核燃料サイクルについて理解を深めてもらい、日本のエネルギーについて考える機会になればと思っています」

 2月28日に開かれたフォーラム「日本のエネルギーを考える」の冒頭で、経済産業省資源エネルギー庁電力・ガス事業部核燃料サイクル産業立地対策室長の神宮勉さんは、こう語った。

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