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日本のエネルギーを考える(上) 消費地域と立地地域対話で「気づき」 (2/3ページ)

2015.4.2 16:30

フォーラム「日本のエネルギーを考える~核燃料サイクル施設の立地地域と電力の消費地域の対話~」に参加した学生ら=2015(平成27)年2月28日、東京都内(有志学生記者撮影)

フォーラム「日本のエネルギーを考える~核燃料サイクル施設の立地地域と電力の消費地域の対話~」に参加した学生ら=2015(平成27)年2月28日、東京都内(有志学生記者撮影)【拡大】

  • 経済産業省資源エネルギー庁の神宮勉さん=2015(平成27)年2月28日、東京都内(有志学生記者撮影)
  • 東京都市大学大学院教授、高木直行さん=2015(平成27)年2月28日、東京都内(有志学生記者撮影)

 日本は今、エネルギーに関するさまざまな問題を抱えているという。日本のエネルギー自給率は東日本大震災前の2010年の19.9%から大幅に低下し、12年は6.0%となった。これはOECD加盟国34カ国中33位の低さだ。日本は1973年の第1次オイルショック以降、石油だけに頼らず、石炭や天然ガス、原子力発電を増やすなどして電源を確保してきたが、福島第1原発事故の影響で、原発の稼働が停止し、海外から輸入した化石燃料による電力に頼るしかなくなっているためだ。輸入化石燃料の費用の増加は、1日約100億円に上り、国民生活に大きな影響を及ぼしている。また、化石燃料を燃やすと二酸化炭素(CO2)の排出量も増加するので、環境への影響も大きくなる。

 「福島第1原発の事故を踏まえて、安全性の確保を第一に原発を活用し、経済効率の良いエネルギーの安定供給とCO2削減による環境への配慮を進めていくことが、今後のエネルギー政策の方針です」と、神宮さんは言う。

 少資源国の日本は、国際社会と協調し安定した社会を築いていくうえでも、安定した電源の確保が欠かせないと感じた。

将来の安定した日本のエネルギー供給を支える大きな可能性

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