ダンスカンパニー「東京ゲゲゲイ」のショーのテーマは女子校。女装したタイの人気ダンスチーム「THE_ZOO_Thailadnd」(ズータイランド)が舞台に姿を現すと大歓声が涌き起こり、ゲゲゲイのメンバーとのダンスバトルでは会場が揺れるほど熱狂した=2015年3月28日、タイ・首都バンコク・Mシアター(田中幸美撮影)【拡大】
練習は公演直前の3日間にわたり行われたが、途中で練習に来なくなったり、出演を渋る子は皆無だった。むしろ、練習の日は集合時間より前に集まり、みんなで自主練習するほどの力の入れようで、これにはマイキーさんも驚いていた。
図書館での練習風景をのぞいた。「ヌン、ソーン ヌン、ソーン」(タイ語で1、2の意味)と声をあげながら図書館の狭い廊下を元気よく行進。音楽が流れるとゲゲゲイのメンバーの動きに合わせて、リズムを取りながら体を横に揺らせたり、手をくねくね動かしたり。みんなとびきりの笑顔で楽しそうにダンスをしていた。
ゲイトちゃん(7)は「日本のお姉さんみたいなダンサーになりたい」と目を輝かせ、ビームさん(13)は「家でもたくさん練習をしました。将来はダンスの先生になりたい。伝統的なタイダンスよりこういう方が好き」と話した。
図書館を運営するシーカー・アジア財団の吉田圭助さん(36)は、「子供たちはこんなにすぐに踊れるようになるんですね。驚きました」と感激した様子だった。