スペイン・フラメンコ界の有志による特別公演「第4回フラメンコ・フェスティバル2015」(産経新聞社など主催)が29日に開幕するのを前に、出演する“バイラオール”(男性の踊り手)のミゲル・アンヘル・エレディアさん(29)と“バイラオーラ”(女性の踊り手)のエステル・エステバンさん(34)の2人がSANKEI EXPRESSの取材に応じた。
15歳でプロに
アンダルシア地方出身のミゲルさんは、兄はギタリストで、いとこが“カンタオール”(男性の歌い手)というフラメンコ一家。当然のように幼少からフラメンコを始め、15歳のときプロの道に進んだ。
昨年のフラメンコ・フェスティバルにも参加したメルセデス・ルイスら優れた踊り手に師事し、自身の舞踊スタイルを形作った。「小さい頃からいろんな踊り手の影響を受けた。フラメンコ専門の学校を作って教えるのが目標です」と話す。
2008年に初来日して以来、「日本人は教育も高くて礼儀正しい」と、日本びいきに。好きな食べ物はウナギという。