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夢だったシチュエーションコメディー 映画「王妃の館」 水谷豊さんインタビュー (2/3ページ)

2015.4.24 12:50

「シチュエーションコメディーに挑戦するのは昔からの夢だった」と語る、俳優の水谷豊さん=2014年4月16日、東京都港区(宮崎瑞穂撮影)

「シチュエーションコメディーに挑戦するのは昔からの夢だった」と語る、俳優の水谷豊さん=2014年4月16日、東京都港区(宮崎瑞穂撮影)【拡大】

  • 映画「王妃の館」(橋下一監督)。4月25日公開(東映提供)。(C)浅田次郎/集英社、(C)2015「王妃の館」製作委員会

 北白川右京(水谷)は新作小説の執筆のため、パリの超一流ホテル「シャトー・ドゥ・ラ・レーヌ」(『王妃の館』の意)に宿泊し、王様気分を味わえる豪華ツアーに参加した。パリの街からインスピレーションを受け、右京は快調に筆を走らせることができたのだが、実はこのツアー、倒産寸前の旅行会社が食いつなぐためにひねり出した大胆な詐欺企画だった。旅行会社はやはり経営難に陥っていたホテルとグルになり、1つの部屋をまったく別の日本人ツアー客たちにも同時に格安で提供し、急場をしのごうとしていたのだが…。

 自分を変えないこと

 水谷は観客の方が思わず恥ずかしくなってしまうような、わざとらしく緻密に作り込んだ演技を好まない。「僕は(小学校の熱血先生を演じた代表作)『熱中時代』(日本テレビ系、1978年)のときもそうですが、俳優として作品に向かう姿勢があるとすれば、それは『自分を変えないこと』だと思っています。演技を通して自分が自然に変わるのがいいですね。だって、あの北白川右京のヘアスタイルとファッションになれば、自然と気分も変わってきますでしょ? 僕はね、芝居をしているときはほとんど北白川右京でいますから。当たり前のようにそこにいるんですね」

「よくこんなにも長く俳優を続けてこられたなあと思っています」

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