チリ南部のカルブコ火山が4月22日、噴火した=2015年(AP)【拡大】
チリ南部のカルブコ火山が22日、噴火した。地元メディアによると、1972年以降、火山活動はおさまっており、噴火は43年ぶりという。
当局は火口から半径20キロの地域に避難命令を出し周辺住民約4400人が避難した。チリは火山国として知られ、3月にも南部でビジャリカ火山が噴火した。カルブコ火山の雪に覆われた山頂からは灰色の噴煙が空高く立ち上っており、航空各社がフライトを取りやめるなどの影響が出ている。(SANKEI EXPRESS)