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検証続く「進化論」 サルはどこまで人間か (1/3ページ)

2015.3.4 19:15

ちょっと怖そうにブランコ遊びをする子ザル=2015年1月19日、大分県大分市神崎の高崎山自然動物園(唐木英明さん撮影)

ちょっと怖そうにブランコ遊びをする子ザル=2015年1月19日、大分県大分市神崎の高崎山自然動物園(唐木英明さん撮影)【拡大】

  • 一人で砂遊びをする子ザル。けなげな表情がなんともかわいらしい=2015年1月19日、大分県大分市神崎の高崎山自然動物園(唐木英明さん撮影)
  • 係員がまいた餌を拾い集めるサルの群れ=2015年1月19日、大分県大分市神崎の高崎山自然動物園(唐木英明さん撮影)
  • 餌の時間以外は毛づくろいでコミュニケーションに励むか、居眠りをして過ごす。うらやましい生活だ=2015年1月19日、大分県大分市神崎の高崎山自然動物園(唐木英明さん撮影)
  • 数々の争いを勝ち抜いたことを示す顔の傷跡とは不釣り合いの優しい目をしたボスザル=2015年1月19日、大分県大分市神崎の高崎山自然動物園(唐木英明さん撮影)
  • カメラを向けると舌を出して見せた。人間をからかったのだろうか=2015年1月23日、東京都台東区の上野動物園(唐木英明さん撮影)
  • 怒りの表情を見せるチンパンジー。かなりの迫力だ=2015年1月31日、東京都日野市の多摩動物公園(唐木英明さん撮影)
  • 東大名誉教授、倉敷芸術科学大学学長顧問、唐木英明さん=2014年11月28日(平沢裕子撮影)

 私の専門は、獣医学、薬理学、食品安全などだが、その基礎は「生物学」である。生物学の唯一の統合的理論が1859年にチャールズ・ダーウィンが唱えた「進化論」だが、その詳細については現在も検証が続いている。

 進化論とは、環境に最も適応した生物が選択されて生き残り、多くの子供を残して親の性質を次世代に伝えていくというもので、これを「自然選択」と呼ぶ。この理論で多くの生物の進化が説明できるが、説明できないものもある。たとえば働き蜂は子供をつくらず、女王蜂のために働く。しかし、自分の子供をつくらなければ、働き蜂になるという遺伝子も滅びてしまうはずだ。

 そこで出てきたのが「選択されるのは遺伝子であり、個体は遺伝子の乗り物に過ぎない」という逆転の発想で、リチャード・ドーキンスが1976年に執筆した『利己的な遺伝子』(日本語訳は1991年)の考え方だ。働き蜂が自分の子供を作らなくても、同じ遺伝子を持つ姉妹が女王蜂になってたくさんの子供を作れば、自分の遺伝子を増やすことができる。一見利他的な行動が、実は自分のためだというこの考えに、私を含めて多くの人が影響を受けた。

サルのふり見てわがふり直せ

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