サイトマップ RSS

「夢の源泉」冬山を撮る 富士山に故郷の記憶重ね (1/3ページ)

2015.1.29 11:50

富士山と中央アルプス=2015年1月13日(唐木英明さん撮影)

富士山と中央アルプス=2015年1月13日(唐木英明さん撮影)【拡大】

  • 雪をかぶった手前の山々が南アルプス、その奥が伊那谷、中央アルプス。遠くには木曽谷や御嶽山(左奥)も見える、そして北アルプス(右奥)も見える=2015年1月7日(唐木英明さん撮影)
  • 綿帽子をかぶった鳥取大山=2015年1月18日(唐木英明さん撮影)
  • 手前は鈴鹿山脈、右上は伊吹山脈、その間には関ケ原が。左奥には琵琶湖も見える=2012年2月27日(唐木英明さん撮影)
  • 冠雪した大分県の由布岳=2015年1月19日(唐木英明さん提供)
  • 吾妻小富士と吾妻山。裾野に広がるのは福島県福島市の中心街=2015年1月19日(唐木英明さん提供)
  • 東大名誉教授、倉敷芸術科学大学学長顧問、唐木英明さん=2013年11月12日(平沢裕子撮影)

 子供時代を過ごした疎開先の長野・伊那谷(いなだに)は父親の出身地だ。朝は、地元では「東山」と呼ばれる南アルプスから太陽が現れ、夕方は「西山」と呼ばれる中央アルプスに沈んでゆく。夜は天の川と満天の星が谷を照らす。日々、そんな美しい光景を眺めながら、「あの山の向こうには何があるんだろう」という想像が膨らみ、いつか行ってみたいという願望が生まれていた。私にとって山は夢の源泉だった。

 小学校の途中で東京に戻り、江戸っ子の同級生に信州弁をからかわれて悔しい思いをする中、思い出していたのは、伊那谷から見える山々が真っ白な雪で覆われて、朝日、夕日に輝く光景だった。

 当時の東京は復興の最中で、多くの家は粗末な平屋。空気もきれいで、あちこちの高台から富士山が見えた。そんなときにはなんとなくうれしくなったのを記憶している。伊那谷から見た山の風景を富士山に重ねるようになったのはこの頃のことだったろうか。

子供の頃の思い 今も心に

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ