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【野口裕之の軍事情勢】韓国の「国歌機密」 (5/5ページ)

2015.5.4 06:00

 他に、米国赤十字社が52年に刊行した《国歌集》なども見つかり、尹説は相当有力になっているが、決着は不透明。尹説に反対する勢力は「韓民族独立の父」とあがめられている独立運動家を作詞者だと主張する。「あってはならぬ=不都合な歴史」が葬り去られ、後釜に「あるべき歴史」が据えられる韓国文化を忘れてはなるまい。

 ところで、4月29日は先帝(昭和天皇)陛下がお生まれになった《天長節=昭和の日》であった。昭和7(1932)年のこの日、上海で行われた天長節祝賀会で、壇上に在った重光葵(まもる)公使(後の外務相/1887~1957年)らに、朝鮮人テロリストが爆弾を投げ付ける。だが、右脚を失った重光を含め、居並ぶ帝國陸海軍の将軍らは誰も動かなかった。「国歌斉唱中だった」からだ。

 現在はブーイング、戦前はテロの標的となった君が代は、韓国人が「君が代の韓国起源説」を信じていない証左である。

 自国は無論、他国の建国史や国歌さえ捏造する韓国の情念は不気味だが、わが国左翼の「無国籍ブリ」も理解不能。今春の卒業式で国歌斉唱を実施した日本の国立大学は、86大学中たった14大学だった。

 国歌に命懸けで敬意を払い、書斎に掲揚した日章旗を毎朝礼拝していた重光が知ったら何と思うだろうか…。(政治部専門委員 野口裕之/SANKEI EXPRESS

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