14番でバンカーショットを放つ石川遼=2015年5月10日、米フロリダ州ポンテベドラビーチのTPCソーグラス(共同)【拡大】
米男子ゴルフのプレーヤーズ選手権は10日、フロリダ州ポンテベドラビーチのTPCソーグラス(パー72)で最終ラウンドが行われ、3打差の11位から出た石川遼は2バーディー、1ボギーの71で回り通算8アンダー、280で今季自己最高の8位となった。69と伸ばした松山英樹は6アンダーで17位。
67をマークした26歳のリッキー・ファウラー(米国)が、通算12アンダーで並んだケビン・キズナー(米国)、セルヒオ・ガルシア(スペイン)とのプレーオフを制し、3季ぶりのツアー通算2勝目で賞金180万ドル(約2億1600万円)を獲得した。
3打差を追ってスタートし、4打差で終わった。「優勝するゴルフでは全然なかったのが悔しい。でもいい我慢ができた」と石川。同じ11位から出たファウラーが優勝し、今季自身初の1桁順位にも、複雑な表情を浮かべた。