グーグルが公道での走行試験を行っているトヨタ自動車の「レクサス」をベースとした自動運転車。後方にカメラやセンサーが付いていても追突のもらい事故を防げなかった=2014年12月16日、米カリフォルニア州マウンテンビュー(AP)【拡大】
バックチャンネルでアームソン氏は、11件は自動運転モードとドライバーが運転する通常モードの両方で起きたと説明したが、内訳は明かさなかった。7件は追突された事故で、交差点での信号待ちが中心だが、ハイウエーでも追突された。このほか信号無視の車にぶつけられたり、車体の横をこすられたりしたという。
アームソン氏は「自動運転車が原因の事故は一件もなかった」とした上で、「自動車にある程度の時間乗っていれば、自動運転車であろうがなかろうが事故は起きる」と主張。「後ろからの追突事故を避けるのはほぼ不可能だ」とも語り、後方にセンサーやカメラを搭載している自動運転車でも防げないと開き直った。
公式ブログで「ゼロ」公表
グーグルは09年からハイウエーでの試験走行を開始し、12年からはトヨタ自動車の高級車ブランド「レクサス」のスポーツ用多目的車(SUV)を使い、本社のあるカリフォルニア州マウンテンビューの市街地での試験走行を行ってきた。これまで事故は一度も明らかにしておらず、昨年4月には公式ブログでアームソン氏が「累計約112万キロ、市街地で約1万6000キロを走行したが、事故やトラブルはゼロだった」と公表していた。