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冒頭場面は「アキバ体験」に着想 映画「ゼロの未来」 テリー・ギリアム監督インタビュー (1/4ページ)

2015.5.15 11:20

「便利になり過ぎてもだめなことがある」と語るテリー・ギリアム監督=2015年3月27日、東京都渋谷区(高橋天地撮影)

「便利になり過ぎてもだめなことがある」と語るテリー・ギリアム監督=2015年3月27日、東京都渋谷区(高橋天地撮影)【拡大】

  • 【メディアトリガーplus(試聴無料)】映画「ゼロの未来」(テリー・ギリアム監督)。5月16日公開(TACT提供)。(C)2013_ASIA_&_EUROPE_PRODUCTIONS_S.A.ALL_RIGHTS_RESERVED.

 お気に入りの作務衣(さむえ)姿で楽しそうに取材を受ける米国生まれのテリー・ギリアム監督(74)を報道で目にした読者も多いだろう。それもそのはず、次々と野心作を発表し時代をリードしてきたギリアム監督は大の親日家であり、来日の度に訪れるのが「比叡山」と即答するほどの入れ込みようなのだ。

 カオスの社会

 根底には「日本の神秘な部分に対するあこがれや畏怖」があるそうで、ギリアム監督は具体例に「大都会とうまく共存している自然や神社仏閣の姿」を挙げた。だから日本の若者たちが“わが物顔”で行き交う東京・渋谷や秋葉原といった「カオス」を想起させる忙(せわ)しない街は苦手のようで、「頭がクラクラするからね」と、苦笑いを浮かべながら理解を求めた。だが、そんなギリアム監督の新作SF「ゼロの未来」の舞台がそんなカオスにのみ込まれた社会だというのだから、これまた興味深い。

失われた人間関係

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