今年3月、パラオ・コロール島南西沖の海中に沈む旧日本海軍の給油艦に結び付けられていた中国国旗「五星紅旗」。単なる悪戯ではすまされない暗示的な“事件”であった=2015年(共同)【拡大】
各基地に各種のレーダー・艦艇・戦闘機・ヘリコプター・ミサイルや水陸両用戦闘部隊を配備。南シナ海ほぼ全ての上空域に管轄圏を設定し、“侵入機”に対し戦闘機の発進が可能になれば、海空軍力に乏しい周辺国を睥睨→ますます萎縮させ、日本はじめ世界のエネルギー・食料の生命線が通る海域を支配され、経済面でも脅される。
中国の武威による勝手し放題を威嚇に来る、米軍の介入を阻止する悪夢さえ現実味を帯びる。“防衛識別圏”設定は「政治上の牽制」ではなく、もはや軍事強制行動と断じてよい。