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“ハイヒール大論争”女優ら激怒 カンヌ映画祭、フラット靴入場拒否めぐり (3/3ページ)

2015.5.21 10:00

  • カンヌ国際映画祭の上映会で、女優たちはハイヒールを履いてレッドカーペットを闊歩する。だが、「強要」は許さない=2015年5月15日、フランス・カンヌ(ロイター)
  • カンヌ国際映画祭の上映会で、女優たちはハイヒールを履いてレッドカーペットを闊歩する。だが、「強要」は許されない=2015年5月15日、フランス・カンヌ(AP)

 さらに仏モデルのイネス・ド・ラ・フレサンジュさん(57)は「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の上映会でレッドカーペットにフラットシューズで登場。伊女優、イザベラ・ロッセリーニさん(62)や英コメディアンのサマンサ・ベインズさんらも追随し、ベインズさんはツイッターに「フラットシューズでレッドカーペットを歩くのはとっても楽しい」と投稿した。

 今回のカンヌにはパルムドール(最高賞)の有力候補である「キャロル」など、性をテーマにした作品が多くノミネートされていることもあり、ハイヒールの強要は、女性の自由を束縛する「性差別」と受け止められている。

 女優たちを敵に回せば、カンヌといえども、存亡の危機を迎えることになりかねない。(SANKEI EXPRESS

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