男子200メートル個人メドレー決勝を1分57秒63で制した瀬戸大也(だいや)=2015年5月24日、東京都江東区・東京辰巳国際水泳場(共同)【拡大】
競泳のジャパン・オープン最終日は24日、東京辰巳国際水泳場で行われ、男子200メートル個人メドレーは瀬戸大也(だいや、JSS毛呂山)が1分57秒63で勝ち、200メートルバタフライ、400メートル個人メドレーとの3冠を果たした。萩野公介(東洋大)は2分0秒04で3位だった。
本調子ではない萩野を置き去りにした。瀬戸がライバルに2秒41の差をつけ、前日の400メートル個人メドレーに続いて200メートル個人メドレーでも快勝。21歳の誕生日を自ら祝い「いい21歳のスタート」と目尻を下げた。
前半を終え萩野にリードを許したが、得意の平泳ぎであっさり逆転、自由形で差を広げた。1分57秒63は、4月の日本選手権で出した自己ベストにこそ0秒81及ばないものの「1分57秒台を普通に出せるようになってきた。力はついてきている」。
打倒萩野へ練習から意識を高めてきた。設定タイムをきっちり守ることで力をつけた。梅原コーチも「だいぶ成果が出てきた」と目を細めた。(SANKEI EXPRESS)