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「輝き発見してくれた」黒沢清監督、カンヌで栄誉 「ある視点」部門 アイスランド作品に大賞 (2/2ページ)

2015.5.25 06:30

映画「岸辺の旅」の上映に先立ち、報道陣による撮影に応じる俳優の浅野忠信さん(左)と深津絵里さん(中央)。黒沢清監督(右)は5月23日夜、「ある視点」部門の最優秀監督賞を受賞した=2015年5月17日、フランス・カンヌ(AP)

映画「岸辺の旅」の上映に先立ち、報道陣による撮影に応じる俳優の浅野忠信さん(左)と深津絵里さん(中央)。黒沢清監督(右)は5月23日夜、「ある視点」部門の最優秀監督賞を受賞した=2015年5月17日、フランス・カンヌ(AP)【拡大】

  • 映画「ラムズ」で「ある視点」部門の最高賞を受賞したアイスランドのグリムール・ハコナルソン監督(中央)と出演者=2015年11月15日、フランス・カンヌ(AP)

 黒沢監督は、深津さんと浅野さんについて、「二人がいたから、こういう人生もあるという映画を初めて描くことができた。日本に帰ったら、二人と『カンヌ楽しかったね』と盛り上がりたい」と述べ、感謝をささげた。作品は日本では10月1日に公開される。

 「ある視点」大賞を受賞した「ラムズ」は、アイスランドにある人里離れた渓谷の村を舞台に、40年間にわたって一言も口をきかなかった羊農家の兄弟が、大切な雄羊を救うために力を合わせていく姿をコメディータッチで描いた。

 これまでドキュメンタリー分野で経験を積んできたハコナルソン監督にとって、この作品は長編2作目。授賞式では「すばらしい作品と著名な監督たちが並んだ『ある視点』部門で、受賞するとは思わなかった。天にも昇る気持ちだ」と喜びを表現。「これはアイスランドで暮らす家族の葛藤を描いているが、世界に通じる普遍性を持った物語だと思う。それでいて、おかしくて楽しい映画だ」と作品をアピールした。

 「ある視点」部門には19作品が招待され、日本からは河瀬直美監督(45)の「あん」も招待されていたが、受賞を逃した。(SANKEI EXPRESS

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