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テロ生まぬために…「作品に答え」 カンヌ映画祭 仏女性監督作で開幕 (1/3ページ)

2015.5.15 00:00

貫禄たっぷりにレッドカーペットから観客の声援に応える仏女優、カトリーヌ・ドヌーブさん(右)とエマニュエル・ベルコ監督。作品はカンヌ国際映画祭のオープニングを飾った=2015年5月13日、フランス・カンヌ(AP)

貫禄たっぷりにレッドカーペットから観客の声援に応える仏女優、カトリーヌ・ドヌーブさん(右)とエマニュエル・ベルコ監督。作品はカンヌ国際映画祭のオープニングを飾った=2015年5月13日、フランス・カンヌ(AP)【拡大】

  • 開幕式に先立ち、撮影に応じる審査員のメンバー。審査員長を務める米映画監督、コーエン兄弟のジョエルさん(左から3人目)とイーサンさん(4人目)のほか、米女優のシエナ・ミラーさん(2人目)や仏女優、ソフィー・マルソーさん(右端)らが並んだ=2015年5月13日、フランス・カンヌ(ロイター)

 世界三大映画祭の一つ、第68回カンヌ国際映画祭が13日、仏南部カンヌで開幕した。最高賞「パルムドール」などを競うコンペティション部門には、是枝裕和監督(52)の新作「海街diary」を含む19作品がノミネートされており、賞レースの行方が注目される。

 ドヌーブさん出演

 13日には開幕式に続いて、フランスを代表する女優、カトリーヌ・ドヌーブさん(71)が判事役で出演した仏女性監督、エマニュエル・ベルコさん(47)の「スタンディング・トール」がオープニング作品として上映された。家庭の事情を抱えトラブルを起こして少年裁判所に行き来しながらも次第に成長する少年と周囲の人々の姿をみずみずしく描いた作品で、会見したベルコ監督は今年1月にパリで起きた風刺週刊紙襲撃テロ事件に触れ、「(テロリストたちは)誰からも守られず、教育も受けていなかった。何がなされるべきなのか、ある意味で、この作品にはその答えがある」と話した。

「ザ・シー・オブ・ツリーズ」「黒衣の刺客」「キャロル(原題)」

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