男子シングルス2回戦で快勝した絶好調のダビド・フェレール。錦織圭(にしこり・けい)とは決勝まで当たらない=2015年5月28日、フランス・首都パリ(共同)【拡大】
テニスの全仏オープン第5日は28日、パリのローランギャロスで行われ、シングルス2回戦で男子は第7シードのダビド・フェレールが同じスペインのダニエル・ヒメノトラベルに6-3、6-2、6-1で快勝し、11年連続で3回戦に進出した。第3シードのアンディ・マリー(英国)と第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)もともに3回戦に進んだ。3回戦の相手が棄権して不戦勝となった第5シードの錦織圭(日清食品)は、次は世界ランキング43位のルカシュ・ロソル(チェコ)と74位のテイムラズ・ガバシビリ(ロシア)の勝者と31日に4回戦で対戦する。
これぞフェレールという快勝だった。得意の赤土を走り回り、我慢比べに持ち込んで次々とポイントを重ねた。「3セットで勝てて良かった。走る量が減るからね」と涼しげに語った。