鳥栖戦で解禁された横断幕を掲げ応援する浦和サポーター=2015年5月30日、佐賀県鳥栖市のベストアメニティスタジアム(共同)【拡大】
明治安田J1第1ステージ第14節は、第1日の30日、デンカビッグスワンスタジアムほかで9試合が行われ、甲府が新潟を2-0で下し、3連勝で勝ち点15。新潟は10。仙台は1-0で神戸に勝ち、ともに16。浦和は鳥栖を6-1で下し、名古屋は山形と0-0で引き分けた。
J1浦和は30日、佐賀県鳥栖市のベストアメニティスタジアムで行われた鳥栖戦で、アウェーの試合でも横断幕の掲出を解禁した。昨年3月にサポーターが差別的な横断幕を掲げた問題で、Jリーグから無観客試合の処分を受け、クラブ側は使用を禁止。今季からホームの試合を対象に認めていた。
横断幕は必要な事前申請を済ませ、クラブ側が文言や表現を確認したものに限られる。浦和によると、鳥栖戦では33件の横断幕の掲出があったという。
一方、清水-川崎戦では、2005~10年に清水で活躍し、現在はドイツ1部リーグのマインツでプレーする日本代表FW岡崎慎司が来場、試合前にトークショーや握手会を行った。「自分が育ったチーム。いつかここに戻ってくることができたら幸せ」と、古巣への愛着も口にした。
ピッチ上でサポーターにあいさつすると、応援歌が鳴り響いた。「昔を思い出して懐かしかったし(胸が)熱くなった」と感慨深げだった。(SANKEI EXPRESS)