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【101匹のネコちゃんワンちゃん】(1)聖なる谷 アンデスに息づくインカ遺跡 (1/3ページ)

2015.6.8 17:30

民芸品店の看板ネコは、人なつこくのどをならしていた=ペルー・オリャンタイタンボ(酒井久美子さん撮影)

民芸品店の看板ネコは、人なつこくのどをならしていた=ペルー・オリャンタイタンボ(酒井久美子さん撮影)【拡大】

  • 早朝のマチュピチュ村に朝日が届く=ペルー(酒井久美子さん撮影)
  • インカ時代から続くマラス塩田。山中から湧き出す高濃度の塩水を約4000もの棚田にためて塩を採取する=ペルー(酒井久美子さん撮影)
  • ウルバンバ郊外の民家に描かれたリャマ。ナスカの地上絵を連想させる=ペルー(酒井久美子さん撮影)
  • ペルーの首都リマから一族でマチュピチュ遺跡にやってきた93歳の男性。ペルーの人たちにとってもマチュピチュは特別な場所だ(酒井久美子さん撮影)
  • フォトグラファー、酒井久美子さん(本人提供)

 インカを旅した。オリャンタイタンボ近郊にある民芸品店に入ってみた。展示してあった素焼きのつぼとつぼの間からネコちゃんがころがりながら出てきた。古びた部屋が急に明るくなった。

 オリャンタイタンボは、インカ帝国時代からある村だという。ウルバンバ川が流れる緑豊かな渓谷にあり、一帯は「聖なる谷」と呼ばれている。私はマチュピチュの遺跡を見たあと、マチュピチュ駅から高原列車ペルーレイルに乗り、オリャンタイタンボに着いた。

 「聖なる谷」にはモライ、マラス、チンチェーロ、ピサック、ウルバンバなどの村があるが、いずれもインカ時代から続く古い村だ。このあたりの村はスペイン軍との戦いに見舞われ徹底的に破壊されたそうだが、インカ時代の遺跡は今もアンデスの人々の生活に生き続けている。

 村々では「チチャ」というトウモロコシで造る自家製のお酒を売っている。チチャはインカの神事になくてはならないお酒だったそうで、赤いビニールを巻いた棒を掲げてあるのが目印だ。店では試飲もできて多くの観光客でにぎわっていた。

そばにいるだけであったかな気持ち

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