欧州チャンピオンズリーグで優勝し、トロフィーを掲げ喜ぶネイマール(右から2人目)らバルセロナの選手たち=2015年6月6日、ドイツ・首都ベルリン(ゲッティ=共同)【拡大】
サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)は6日、ベルリンで決勝が行われ、バルセロナ(スペイン)がユベントス(イタリア)を3-1で下し、4季ぶり5度目の優勝を決めた。スペインの1部リーグ、国王杯との3冠を達成した。欧州CLはこの10シーズンで4度目の制覇となった。
序盤から主導権を握ったバルセロナは前半4分、ラキティッチが先制。後半はユベントスのモラタに同点とされたが、23分にメッシのシュートをGKがはじいたこぼれ球をスアレスが詰めて勝ち越し。終了間際もネイマールが加点した。
バルセロナが華麗にパスをつないで奪った前半4分の先制点は、史上最強と呼ばれて4季前に優勝したチームを想起させた。だが、試合を決めたのはメッシ、ネイマール、スアレスの南米トリオだった。2度目の3冠は欧州初となった。
1-0のまま追加点を奪えず、後半10分に追い付かれる嫌な流れを強力3トップが断ち切った。後半23分。メッシがドリブルで攻め上がり、ネイマールがおとりとなって守備陣を引き付けた隙にシュート。GKがはじいたところをスアレスが詰めて勝ち越した。終了間際もメッシのパスからの速攻でネイマールが加点した。