男子400メートル個人メドレーで優勝した萩野公介(中央)。左は2位の瀬戸大也(だいや)=2015年6月6日、フランス・カネ(共同)【拡大】
競泳の欧州グランプリ第1戦は6日、フランスのカネで行われ、男子400メートル個人メドレーで萩野公介(東洋大)が4分11秒16で優勝し、瀬戸大也(だいや、JSS毛呂山)が2位、昨年の欧州選手権を制したダビド・ベッラスト(ハンガリー)が3位だった。
男子は200メートル背泳ぎの入江陵介(イトマン東進)も、1分55秒23で2位ライアン・ロクテ(米国)に大差をつけ優勝。50メートル自由形は中村克(かつみ、早大)が22秒32で制した。100メートル平泳ぎで小関也朱篤(こせき・やすひろ、ミキハウス)は59秒96で2位、北島康介(日本コカ・コーラ)は決勝に進めなかった。
萩野は、大接戦を制した。350メートルをベッラストがトップでターンし、萩野、瀬戸が小差で追う。最後は萩野が抜け出して、瀬戸に0秒32差、ベッラストに0秒36差で勝利した。萩野は「400メートルであれだけ競るのも珍しい。激しい競り合いの熱を感じて、楽しみながらできた」と満足そうだった。(共同/SANKEI EXPRESS)