インド出身の彫刻家、アニッシュ・カプーア氏の作品「ダーティ・コーナー」=2015年6月5日、フランス・ベルサイユ(ロイター)【拡大】
仏パリ近郊にあるベルサイユ宮殿の庭に設置されたインド出身の彫刻家、アニッシュ・カプーア氏(61)の作品「ダーティ・コーナー」が物議を醸している。7日までに、英BBCが伝えた。
カプーア氏が「女王の膣」を表現したと語ったことに対し、ベルサイユ市長が「(カプーア氏を選んだのは)失敗だった」と発言。宮殿を訪れたある観光客は「ここで見たいのは、伝統的なフランスで、品のない彫刻ではない」と語った。(SANKEI EXPRESS)