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人間が求めた世界共通のテーマ 「シンプルなかたち展:美はどこからくるのか」 (1/5ページ)

2015.5.11 10:35

オラファー・エリアソン「丸い虹」(2005年)=2015年4月24日、東京都港区(原圭介撮影)

オラファー・エリアソン「丸い虹」(2005年)=2015年4月24日、東京都港区(原圭介撮影)【拡大】

  • 大巻伸嗣「リミナル・エアー_スペースータイム」(2012年)=2015年4月24日、東京都港区(原圭介撮影)
  • 「ソリュートレ文化・月桂樹の葉」ヴォルグ、ソーヌ=ロワール、フランス_ソリュートレ時代(およそ紀元前22000~紀元前17000年)=2015年4月24日、東京都港区(原圭介撮影)
  • マルセル・ダッソー(本名・マルセル・フェルディナン・ブロック)プロペラ「エクレール」(ca.1916年)=2015年4月24日、東京都港区(原圭介撮影)
  • 仙●(=がんだれに圭)「円相図」江戸時代後期(19世紀)紙本墨画(37×49.4cm)。福岡市美術館所蔵(石村コレクション、提供写真)
  • 「女性の頭部像」(前期青銅器時代/前期キクラデスII期=ケロス=シロス文化)およそ紀元前2500年、白大理石=2015年4月24日、東京都港区(原圭介撮影)

 【アートクルーズ】

 美しいシンプルな形には、さまざまなパワーや意味が込められてきた。それは神秘、象徴、祈り、悟り、法則、繁栄、愛…。先史時代の遺物から現代美術作品まで約130点を展示している「シンプルなかたち展:美はどこからくるのか」(東京・六本木、森美術館)は、世界の人間が追い求めてきたその美しさとパワーを改めて知る展覧会だ。

 俊敏のシンボルに

 地球上に出現したときから人間は、太陽の輝きや月の満ち欠けに恐れを抱き、美しさに感動を覚えただろう。オラファー・エリアソン(1967年~)のインスタレーション「丸い虹」は、プリズムや金属の輪を使って、美しい光の輪(虹)を生み出す。刻々と変化する光の輪は日食や月食、天体そのものの運行も思わせ、宇宙的なスケールを感じさせる。

大理石で作られた「女性の頭部像」

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