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「女優視線で苦痛」中国で“仰天訴訟”乱発 司法改革のとばっちり (2/3ページ)

2015.6.11 00:00

4月19日に香港で開かれた映画祭に登場した中国の女優、ヴィッキー・チャオさん。大きな瞳がチャームポイントだが…=2015年、中国(AP)

4月19日に香港で開かれた映画祭に登場した中国の女優、ヴィッキー・チャオさん。大きな瞳がチャームポイントだが…=2015年、中国(AP)【拡大】

 チャオさんはテレビドラマ「還珠姫~プリンセスのつくりかた~」(1998~99年)で人気を集め、映画「少林サッカー」(2001年)や「レッドクリフ」シリーズ(08、09年)に出演し、“中国四大若手女優”の一人となった。大きな瞳がチャームポイントで、中国男性をとりこにしている。

 前代未聞の訴えに対し、中国版ツイッターの「微博(ウェイボ)」には、「この男は頭がおかしいのか? 女優が大きな瞳だったら何か問題なのか?」「こうしたおかしな訴訟は却下されるべきだ」といった非難の書き込みが殺到し、大きな騒ぎになっている。

 訴えはその場で受理

 チャオさんに対する訴訟は、司法改革のとばっちりといえる。習指導部は法に基づく公正・公平を国民に示し司法の信頼性を高めるため、訴訟手続きの大幅な簡素化に踏み切った。

 中国国営新華社通信(英語電子版)によると、これまで裁判所は、原告に訴訟を行う資格があるかなどを徹底的に審査して受理の是非を判断し、門前払いにするケースも多かった。しかし、5月1日からは法に従って申し立てられた訴訟はその場で受理され、司法手続きを開始しなければならなくなった。

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