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「女優視線で苦痛」中国で“仰天訴訟”乱発 司法改革のとばっちり (3/3ページ)

2015.6.11 00:00

4月19日に香港で開かれた映画祭に登場した中国の女優、ヴィッキー・チャオさん。大きな瞳がチャームポイントだが…=2015年、中国(AP)

4月19日に香港で開かれた映画祭に登場した中国の女優、ヴィッキー・チャオさん。大きな瞳がチャームポイントだが…=2015年、中国(AP)【拡大】

 ある弁護士は、AP通信に「政府が被告となる行政訴訟なども受理されるようになる」と、“法治国家”への期待を示した。

 件数29%増、月100万件に

 最高人民法院によると、5月の訴訟件数は前年同月比29%増の約100万件に急増したが、チャオさんのようなくだらない訴訟が乱発されたことも原因とみられている。

 最高人民法院の訴訟案件室次長、ガン・ウェン氏は9日の記者会見で「こんな案件で司法のエネルギーを無駄遣いする必要はない」と怒りをぶちまけた。

 中国では官僚だけでなく司法の腐敗への不満も高まっており、習指導部は相次いで司法改革を打ち出している。新華社は今回の改革について「法治を進めることで、法制度全体が円滑に機能し、ガバナンス(統治)に大きな役割を果たすと期待される」と論評した。だが、実際には不満のはけ口として訴訟が乱発され、司法の混乱を招いただけのようだ。(SANKEI EXPRESS

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