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【中野友加里のスケーターたちの素顔】復帰の浅田選手 世界トップでも通用 (2/5ページ)

2015.6.15 13:40

  • 元フィギュアスケート選手で、フジテレビ職員の中野友加里(ゆかり)さん=2010年9月18日(本人提供)

 私が引退したときと同じ24歳で、現役続行を決めた真央ちゃんの決断に敬意を表したいです。

 滑りに出る味わいや深み

 会見で真央ちゃんは今後の演技について「大人の滑り」という表現を使っていました。

 フィギュアスケートでは、ジャンプも醍醐味(だいごみ)ですが、繊細な演技というのも魅力の一つです。

 特に繊細なスケーティング技術は、演技を魅せる上で不可欠なものです。年齢を重ねるごとに、そして競技を続けていくにつれて、滑りに味わいや深み、そして重みが出てきます。私も現役時代、「ディープエッジ」と呼ばれる滑りを意識していました。

 リンクの下に磁石があって、その磁石で操られているように滑らかに氷上を滑るのが理想です。そのためには、エッジに絶妙なバランスで重心をかけて、ひと滑りずつ深く体重をかけて乗ることが大切です。そうすることで、滑らかなスケーティングになります。男子のパトリック・チャン選手(カナダ)が好例ですが、ひと蹴りですごく長い距離を進むことができるのです。

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